海に眠るダイヤモンドのギヤマンは誰の作品？中宮涼子の江戸切子の買い方

2024年12月23日

２０２４年１０月～１２月にTBSで放送された日曜劇場のドラマ「海に眠るダイヤモンド」。

神木隆之介(かみきりゅうのすけ)さんが演じる主人公の鉄平(てっぺい)と杉崎花(すぎさきはな)さんが演じる食堂で働く朝子(あさこ)の純粋な恋物語に毎週心ときめかせ、２人のハッピーエンドを願っていた方もたくさんいらっしゃたはずです。

２０２４年１２月２２日(日)には最終回が２時間スペシャルで放送されましたが２人の恋物語の結末に涙した視聴者も多かったんではないでしょうか？

鉄平と朝子の果たされなかった約束である「ギヤマン」が、鉄平によって閉山されて誰もいない端島に置かれていたシーンは切なかったですね。

あの美しい青色の花瓶は一体誰の作品なのか？どこかで買えるのかな？

と私と同じように気になった方もいらっしゃるはずです。

今回は海に眠るダイヤモンドのギヤマンが誰の作品なのか？どこで買えるのか？値段はいくらなのか？など紹介していきたいと思います！

海に眠るダイヤモンドのギヤマンは鉄平から朝子へのプロポーズのはずだった

１９５０年代に石炭産業で躍進した長崎県の「端島」で生まれ育った幼なじみである鉄平と朝子。
シャイで純粋な２人が少しずつお互いの恋心を確かめ合いながら、育んでいるのが微笑ましかったですよね。

結婚の約束をした２人が長崎の店先で見つけたガラス工芸品。
そこには「江戸時代の舶来品　ギヤマン」と説明書きされていました。

ギヤマンの語源は「ダイヤモンド」だと鉄平に教える朝子。

そして「ダイヤモンドはいらないからギヤマンが欲しい」と美しいガラス工芸品に目を輝かせます。

「ギヤマンもダイヤモンドの指輪も買えるか分からんけど、端島が復活したら必ず」と朝子と指切りをした鉄平。

結局２人は運命の大きないたずらにより、すれ違い引き離されてしまいます。
鉱山の爆発事故で廃鉱になった端島で新しい石炭が発掘され、端島は復活したのに約束のプロポーズが果たされることはありませんでした。

【画像】海に眠るダイヤモンドのギヤマンは誰の作品？中宮涼子の江戸切子

鉄平の想いはそっと端島に眠っているんだね
海に眠るダイヤモンドって、鉄平が朝子のために一生懸命作ったギヤマン

鉄平の想いは全然似てない(いや激似だけど)
玲央の心を動かして、玲央は世界を駆け巡る外勤さんになるんだろうな#海に眠るダイヤモンド #頑張れ玲央 pic.twitter.com/GZHyiyDiSX
— おうす🍵 (@ikenokingyo1811) December 22, 2024

ドラマの中で鉄平が朝子にプロポーズするために、ガラス細工の職人の元に通って教えてもらい完成させた青い花瓶。鉄平はいつか朝子に渡すことを諦めず肌身離さず持っていました。

結局鉄平が朝子にギヤマンを渡すことは叶わず、鉄平は廃鉱になり誰も住んでいない端島にそっとその花瓶を戻します。

このギヤマンの花瓶、めちゃくちゃキレイじゃないですか？

この度、TBS系日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」におきまして、美術協力を致しました。
素晴らしい作品にこのような形で関われたこと、大変光栄です。
お声がけいただきありがとうございました。

#海に眠るダイヤモンド pic.twitter.com/v1WL2k97GJ
— Nakamiya (@Nakamiya20) December 22, 2024

こちらは女性で初めて江戸切子の伝統工芸士に認定された中宮涼子(なかみやりょうこ)さんが手掛けた作品です。

江戸切子とは？
江戸切子とは、ガラスの表面に切り込みを入れて表す美しい文様が特徴のカットガラス。そのデザインは、矢来 (やらい) や魚々子 (ななこ)、格子などの代表的な文様の組み合わせから成る。和を感じる文様と西洋から伝わった技巧を融合させた独特で繊細なカットに光が反射し、煌めきを生み出す。
引用元https://story.nakagawa-masashichi.jp/

青色は海をイメージして作られたそうで、ドラマのタイトル「海に眠るダイヤモンド(ギヤマン)」にシンクロしてますよね。