皆さん、「ガラスの仮面」という少女漫画をご存じでしょうか?
白泉社の「花とゆめ」で1976年1号から連載開始された、美内すずえ先生原作の大人気漫画です。
実はガラスの仮面、連載が始まってから48年経つのですが、まだ完結していません。
ずっと連載されているのであればいいのですが、2012年10月にコミックス49巻が発売されてからずっと50巻の発売が見送られているそうなんです!
今回はガラスの仮面がなぜ終わらないのか、休載のままになっている理由を考察していこうと思います!
ガラスの仮面の作者の美内すずえは何歳?プロフィール紹介
ガラスの仮面の作者である美内すずえ先生は1951年2月20日生まれの73歳(2024年8月現在)
1967年に高校生で、別冊マーガレットにて「山の月と子だぬきと」で漫画家デビュー。
1976年には花とゆめで「ガラスの仮面」の連載が始まり、1995年には同作で日本漫画家協会賞優秀賞を受賞し、ガラスの仮面は美内先生の代表作であります。
ガラスの仮面とは?
主人公の「北島マヤ」が、往年の大女優「月影千影」と出会い、その演技の才能を見出され、かつて月影千草が演じた幻の「紅天女」の主演をライバル「姫川亜弓」とどちらがするのか切磋琢磨しながら、成長していく物語です。
美内すずえ先生のプロフィールを簡単にまとめてみました。
本名/西尾 鈴恵(にしおすずえ)旧姓美内
誕生日/1951年2月20日
出身地/大阪府大阪市西区
出身高校/大阪成蹊女子高等学校
職業/漫画家
ガラスの仮面はなぜ終わらない?理由は美内すずえが紅天女を描けない?
ガラスの仮面のコミックスが発売されたのは2012年10月が最後で49巻が発売されました。
それから50巻の発売をファンは12年も待っていることになります。
私の母が漫画好きで、ガラスの仮面も全巻家にあったので子供の頃に読んでいたのですが、新刊が発売されるまでに時間があきすぎて、ストーリーを忘れてしまい、前の巻を読み直してから新しい話を読んでたのを覚えています。
ガラスの仮面はなぜ12年も新刊が出ずに、完結しないままなんでしょうか?
理由を考えてみました。
理由① 美内すずえ先生が紅天女を描けない?
紅天女とは「梅の木の精霊」の話であり、ガラスの仮面の軸になっています。
この紅天女について美内先生があるインタビューでこう答えています。
そもそも『ガラスの仮面』の連載が長くなったのには、私が紅天女を描くのに行き詰まってしまったことも関係しています。自分の中で「紅天女とは何だろう?」という疑問が膨らみ、前に進めなくなってしまったのです。なにより肝心の紅天女のビジュアルが浮かばず、何度デッサンしても絵が決まらない。紅天女の章に入ってから、執筆の勢いは完全に停滞していました。
引用元https://fujinkoron.jp/
作中で、月影千草以外に演じれる者はいないとされていた「紅天女」ですから、読者の方にも納得してもらいたいとプロとしてこだわった結果でしょうか?
でもそれだけで12年も新刊が出ないのはちょっと違う気がしますよね。
理由② 美内すずえ先生の夫が要介護5でプライベートを優先
美内先生の夫は2015年に倒れて、心肺停止の状態が23分も続いたそうです。
現在は要介護5でご自分では立つこともできないそうです。
旦那様との生活を優先されて、執筆活動はお休みされているのかも知れません。
LINE漫画でガラスの仮面が全話無料!最終回はいつ?いい加減にしろなどとSNSの声
2024年8月13日~18日までの間、LINEマンガで「ガラスの仮面」が全話無料公開となっていますが、それを聞いたファンからさまざまな声が上がっています!
SNSでは、LINEマンガでも全話無料公開を知って、もしや50巻が出るのか?と期待している声や、まだ終わってないことに対する色んな意見が出ています。
中には年老いてきた親が生きているうちに最終回を見せてあげたいと切ない投稿もありました。
いい加減にしろ!なんて過激な言葉もありますが、続きを楽しみに待ってるからなんですよね。
ただ48年前に連載が始まり、12年も新刊が出ていない漫画にこれだけの熱い声がたくさん出るのは「ガラスの仮面」が愛されている証拠ですよね。
【まとめ】ガラスの仮面はなぜ完結しない?いつ終わるのか続きは打ち切り?
今回は美内すずえ先生の漫画「ガラスの仮面」についてなぜ完結しないのか理由を考察してみました。
①美内先生が紅天女のビジュアルにこだわるあまり、執筆のスピードが落ちた
②美内先生の夫が要介護5なので、プライベートを優先して執筆は休んでいる
どちらの理由も憶測なので真実は分かりませんが、美内先生もかなりお年を召していらっしゃいます。
体力的に厳しい部分もありそうですよね。
マヤと亜弓、どちらが紅天女を演じるのか、そして美内先生がどんな紅天女を描くのかとても楽しみです。
「ガラスの仮面」を読み返しながら、50巻の発売を待ちましょう!
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