2024パリオリンピックで際どい判定が続きSNSでは「誤審ピック」など揶揄されていますが、男子サッカー準々決勝、日本代表対スペイン代表の試合でも細谷真大選手のゴールがVAR判定でオフサイドとなり取り消しとなるシーンが!
あれはオフサイドなの? 副審が旗をあげてないのに?
などとSNSでは論議を醸し出しています。
今回は、細谷選手のゴールがなぜゴール取り消しになったのか、オフサイドやVAR判定とはどんなルールなのか、お話していきたいと思います。
細谷真大は柏レイソルのFWで海外移籍予定?プロフィール紹介
細谷の1ミリと揶揄されている幻のゴールを決めたのは柏レイソル所属の細谷真大(ほそやまお)選手は、2001年9月7日生まれの22歳(2024年8月現在)
柏レイソルのアカデミー出身で、2020年にトップチームに昇格。
ポジションはFWで、パリオリンピック後には海外移籍するのではないかとささやかれている今注目されている選手です。
細谷真大選手のプロフィールを簡単にまとめてみました。
本名/細谷 真大(ほそやまお)
誕生日/2001年9月7日
出身地/茨城県牛久市
身長/178cm
体重/76kg
出身高校/日本体育大学柏高校
所属チーム/柏レイソル
細谷真大の右足が1ミリ出てた?VAR判定でゴール取り消し!オフサイドルールとは?
問題のゴールシーンは、前半40分に起こりました。
藤田譲瑠チマからの縦パスを相手DFを背負った状態で受けた細谷選手が振り向きざまにシュートして見事ゴール!
誰もがゴールが決まったと信じて疑わず、日本サイドは歓喜であふれていました。
ところが、このゴールはVAR判定の結果オフサイドでゴール取り消しとなってしまいました。
オフサイドルールとは?
オフサイドとは、簡単に言えば、ゴール前の待ち伏せ禁止ルールのことです。
「オフサイドポジションにいる人がボールに関わるプレーをした時」 にオフサイドになります。
オフサイドになれば相手チームのボールとなり、オフサイドを取られた選手がいた位置から間接フリーキック(直接ゴールに入れてはいけないフリーキック)が与えられます。
引用元https://liberta.sport-school.com/
オフサイドルールって難しくてよく分からないよって方もいらっしゃると思うんですけど、簡単に言うと
ゴール前で待ち伏せしたらダメよ
ということです。
サッカーでは「ディフェンスライン」と呼ばれる守備網があります。(図内で最終ラインと呼ばれています)
ディフェンダーはこのラインを上げたり下げたりコントロールしながら試合をすすめています。
攻撃をしたい時はディフェンスラインを高い位置に取ることが多く、逆に守備をする際は低い位置にラインを取ります。サッカーの戦術のひとつで、オフサイドルールと関係しています。
もしオフサイドルールがなければ、相手チームがディフェンスラインを高くとっている時に、ゴール前で待ち伏せしている自チーム選手にロングパスを出せば、後はゴールキーパーさえかわせばいいだけになるので簡単にゴールが決まります。
それをさせないためにオフサイドルールがあるんです。
そして、オフサイドやPKなど、得点に絡むよう場面でより正確な判断ができるよう、2018年のロシアワールドカップからVAR判定が導入されるようになりました。
Jリーグでも翌年の2019年から導入されています。
VAR判定とは?
VARは『ビデオアシスタントレフェリー』の略称です。
フィールドとは別の場所で複数のアングルの試合映像を見ながら主審をサポートする審判員のことをVARと言います!
いわゆるビデオ判定のようなシステムですが、VARはすべての事象に介入するわけではなく、役割はあくまでも主審の“サポート”!
サッカーの魅力である途切れることのない攻防の連続を損なわないよう、試合結果を左右するような判定や事象のうち、「はっきりとした、明白な間違い」をなくすことがVARの基本的な考え方です。引用元https://www.jleague.jp/
「細谷の1ミリ」にSNSは騒然!本田圭佑さんもコメント!
このオフサイド判定について2023カタールワールドカップでのスペイン戦で、三苫薫選手がゴールラインギリギリでボールを拾ったプレーが「三苫の1ミリ」と呼ばれたのにちなんで「細谷の1ミリ」と呼ばれ話題になっています。
SNSでは誤審ではないのかとというワードとともにいろいろな意見が飛び交っていますよ。
このオフサイド判定について、元日本代表選手の本田圭佑さんが試合中にXでこんな投稿をしています。
本田圭佑さんは、誤審だとは明言してはいないですが、オフサイド判定に驚きを隠しきれない様子ですよね。
プロサッカー選手として世界で活躍されていた方もどうなの?と思ってしまうくらい微妙な判定なんでしょうね。
1秒単位の瞬間をVAR判定しているので、細谷選手の足がオフサイドラインを出ているのは確かです。
でもこれがオフサイド判定になるのはちょっと違うんじゃないの?という人の意見はこうなんだと思います。
相手ディフェンダーを背負った状態でパスを受けた瞬間でゴール方向を向いていないのに、オフサイド判定ってそれはどうなの?
本田圭佑さんのXでのコメントもプレイヤー目線でこんな気持ちだったんじゃないでしょうか?
結果として日本は3-0でスペインに敗れてしまったので、この1点がゴール判定されていても日本が勝利できたのか?なんていう厳しい意見もXにはありました。
数字的にはそうなんですが、1-0の前半終了5分前で日本のゴールが決まっていたら試合の流れが変わった可能性は充分あった気がします。
スペインにしてみるとハーフタイム寸前に同点弾を決められるのは気持ちが良くないです。
1-0と1-1では後半の試合運びも変わってきますし、日本に追いつかれたことで選手にプレッシャーがかかります。
逆に日本選手は得点を決めて気持ち良く前半終了できるので、いい気分で後半を迎えられるわけです。
この得点を決めた・決められた側では心理状態が大きく変わるんですよね。
とはいっても終わってしまった試合なんでたらればに過ぎないんですが・・・
【まとめ】細谷の1ミリのオフサイドは誤審?VAR判定で幻のゴールに!
今回は2024パリオリンピック男子サッカーの準々決勝で日本対スペインの試合で物議を醸し出しているオフサイド判定について検証してみました。
・前半40分の細谷選手のゴールはVARでオフサイド判定となり無効に
・このオフサイド判定について本田圭佑さんもXでコメント
・オフサイド判定が誤審は否かでSNSの話題に
結果としてVARがビデオ判定をしてオフサイドになっているので、誤審ではないという見解になるんではないでしょうか?
主審はピッチ内を選手と一緒に走っているので、オフサイド判定できる位置にはいません。
今回はきわどすぎて副審の肉眼では判定できないケースです。
準々決勝で惜しくも敗れたサッカー日本代表選手はとても悔しい思いをしているとおもいますが、これからはA代表に選ばれてワールドカップで優勝を目標に頑張っていってほしいです。
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