2024年7月27日(日本時間)に開会式が行われるパリオリンピック!
たくさんの競技の中でも人気の一つがサッカーです。
パリ五輪U23サッカー代表の監督を務めるのは大岩剛(おおいわごう)さんです。
出場選手はもちろんのこと、戦術を決めて選手をまとめて試合を動かしていく監督がどんな人なのか気になりませんか?
今回はパリ五輪サッカー監督の大岩剛さんの出身高校やともにプレーしていた名波浩さんとの関係、現役時代に所属していたクラブチームなど、大岩監督の選手時代について調べてみました!
大岩剛監督のプロフィール!ポジションは?
大岩剛監督はサッカー王国として有名な静岡県出身の元プロサッカー選手で、1972年生まれの52歳(2024年7月現在)です。
大岩監督の現役時代のポジションはディフェンダー(DF)で、センターバックです。
センターバックはディフェンダーの中でも守備の要になるポジションです。
鹿島アントラーズ時代にはセンターバックでコンビを組んだ岩政政樹さんと大岩監督の名前に【岩】が入っていることで【二枚岩】と呼ばれていました。
大岩監督は大学卒業後の1995年に1993年に開始したばかりの日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)の名古屋グランパスエイトに入団。現役引退まで3つのクラブチームに所属し、活躍しました。
本名/大岩剛(おおいわごう)
誕生日/1972年6月23日
出身地/静岡県清水市(現:静岡県清水区)
身長/180cm
出身高校/清水商業高等学校
出身大学/筑波大学
1995年 – 2000年8月 名古屋グランパスエイト
2000年9月 – 2002年 ジュビロ磐田
2003年 – 2010年 鹿島アントラーズ
【画像】大岩剛の高校時代!清水商業でサイドバック!
名門「清水商業」はプロサッカー選手の宝庫!
大岩剛監督は、三保第二小学校・清水第五中学校時代とサッカーをしていて、高校はサッカーの名門校と言われる「清水市立商業高校(通称キヨショー)」へ進みます。
大岩監督は90年に卒業してるんですが、その90年の清水商業のメンバーがすごいんです!
サッカー選手権に登録されていたメンバー20人中、なんと11人がプロサッカー選手(Jリーガー)になってるんです!
この11人でサッカーチーム作れちゃいますね。
そしてさすがサッカー王国の名門校です、90年だけではなく他の年もバンバンJリーガーを輩出しています!
日本代表としてワールドカップに出場し、オランダのフェイエノールトなど世界のクラブチームでも活躍した小野伸二選手(97年卒業)や、日本代表の守護神としてゴールを守り続けてきた川口能活選手(93年卒業)など、サッカーに詳しくない方でも名前を耳にしたことがあるビッグネームが清水商業出身です。
高校時代のポジションはサイドバック!
プロサッカー選手時代はセンターバックだった大岩監督ですが、学生時代のポジションはサイドバックだったようです。
サイドバックもポジションはディフェンダーなんですが、チャンスがあれば文字通りサイドを駆け上がっていって攻撃に参加していくので、攻撃的なディフェンダーですね。
そんな大岩監督をセンターバックにコンバートしたのは当時の名古屋グランパスのベンゲル監督です。
筑波大学卒業後、プロとして入団後に足元の技術や視野の広さを監督に買われたそうですよ。
大岩剛と名波浩は高校時代のチームメイト!2人の絆が泣ける
清水商業の90年卒業生の中で忘れてはいけないのが「名波浩」現日本代表コーチです。
名波さんは長年ジュビロ磐田に所属し、司令塔としてゲームメイクをしていたレフティープレーヤー。
日本代表として1998年のFIFAワールドカップフランス大会にも出場している選手です。
大岩監督と名波さんの出会いは小学校5年生の時。
違う小学校に通っていた二人ですが、もうすでにサッカーで活躍していた二人は静岡県内の市選抜大会で顔を合わせます。
その頃はお互い顔を合わせるだけで話をすることはなかったようですが中学校に上がると静岡県や東海地方の選抜で共にプレーをするように。
そして中学3年生の時に参加した清水市選抜で二人の仲は深まります。
それから、同じ清水商業に進学し、「剛」「浩」とお互いを呼び合う仲に。
2人が高校3年の時の1990年の清水商業はインターハイと全日本ユースで2冠を達成!「史上最強のチーム」と呼ばれていました。
清水商業時代の2人の写真がありました!真ん中が大岩監督で右が名波浩さんです。
高校卒業後、2人は違う大学へ進みます。その後もプロサッカー選手としてJリーグの舞台でライバルとして戦ってきました。
切磋琢磨してきたパートナー。ライバルを超越したような仲だった。
そう語る名波さん。
2023年から日本代表(Aチーム)コーチに就任した名波さん。
森保監督に誘われて、コーチの仕事を受けるかどうか1ヶ月近く悩んだそうですが、すでに五輪監督をやっていた大岩監督を見て後押しされたそうです。
大岩監督もあるインタビューで幼なじみで親友でもある名波浩さんから指導者として学ぶことがたくさんあってとても力になってくれていると答えています。
二人が固い絆で結ばれているのがよく伝わってきますね。
そして小学校の時に出会った二人が、長いサッカー選手時代を経て、現役を引退し、50歳になって同じ「職場」で指導者として働くことになったのも目に見えない何かに導かれているのかもしれませんね。
Jリーグの監督時代の二人が試合で顔合わせした時の映像がありました!
2人の仲が伺えるどこかリラックスした雰囲気がありますね。
そんな親友、大岩監督の魅力を名波さんはこう語っています。
譲れない部分があって熱量にもあふれているのに人の意見を受け入れられる
自分の考えをしっかり持って、周りを引っ張ていくパワーも持ち、人の意見を取り入れることもできるなんて監督にピッタリですよね!
【まとめ】大岩剛監督の高校時代!清水商業で名波浩とのエピソードが泣ける!
今回は2024年パリ五輪のU23サッカーの大岩剛監督について紹介しました。
大岩監督の高校はサッカー王国静岡県の名門「清水商業」。
小野伸二選手や川口能活選手など、Jリーガーをたくさん輩出しています。
大岩監督の同級生には、名波浩現日本代表コーチもいて2人の出会いは小学校5年生。
切磋琢磨しながら、プロ選手時代、クラブ監督時代を過ごし、今はカテゴリーは違えど日本代表の日の丸を背負いながら同じ「職場」で働いている親友同士です。
パリ五輪で大岩監督がどんな采配を見せてくれるのか、選手たちの活躍も楽しみです!
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