プロ野球チームの東京ヤクルトスワローズのマスコットキャラクターとして親しまれている「つば九郎(つばくろう)」。
２０２５年２月１９日、そのつば九郎を長い間支えてきた社員スタッフの訃報が舞い込んできました。
２０２５年２月６日にはつば九郎の中の人の体調不良であることが発表されて、ファンから心配の声が上がっていたばかりでした。
つば九郎の中の人は誰で年齢は何歳だったんでしょうか？
今回はつば九郎の中の人について紹介していこうと思います。
つば九郎の名前の由来は？背番号は２８９６でいつからマスコットに？
つば九郎はプロ野球球団、東京ヤクルトスワローズのマスコットキャラクターです。
チーム名のスワローズは日本語で「つばめ」を意味しており、つば九郎はそのツバメをモチーフにしております。
つば九郎の名前の由来は、ツバメの古称である【つばくろ】と「鍔迫り合いに強く、苦労（九郎）しながら接戦をものにする」という意味がこめられています。
また、９人で９回を戦う野球にちなんで【九】を合わせているみたいですね。
つば九郎の背番号は【２８９６】で、語呂合わせでツバクロウと読みます。
つば九郎のデビューは１９９４年４月９日で、阪神タイガーズ戦でした。
約３０年もの長い間、皆に親しまれ愛されてきました。
【画像】足立歩の年齢は何歳？つば九郎になった理由は？
ヤクルトスワローズファンブックでの足立さんへのインタビュー記事
つば九郎として長い間活躍していた方はいったい誰なんでしょうか？
つば九郎の中の人は【足立歩(あだちあゆみ)】さんという男性の方で、ヤクルトの社員スタッフさんです。
つば九郎に抜擢されたのは足立さんが２２歳の時。
なぜ足立さんはつば九郎の中の人をやることになったんでしょうか？
実は当時足立さんは、㈱日本総業という会社で、ヤクルトのホームグラウンドである神宮球場の警備や整備のアルバイトをしていました。
足立さんは客席で酔っ払っている人の対応がとても上手で、ホームランボールを返さないお客さんを説得するなどコミュニケーション能力がとても高く、そんな彼の立ち振る舞いを目撃した球団関係者がマスコットにふさわしいと評価してつば九郎の中の人に大抜擢したんです。
つば九郎がデビューした１９９４年に２２歳だった足立さんは、現在５２歳です。
正確にいうと足立さんの生年月日は１９７３年３月２６日で早生まれなので５１歳(２０２５年２月現在)です。
ファンブックという公式の場で、マスコットの中の人が誰なのか明かしていたんですね。
当時はつば九郎がこんなに大人気になるなんて、球団も思ってなかったんでしょうか？
【動画】足立歩は体調不良だった？肺高血圧症で死去
１９９４年から約３０年ヤクルトスワローズとともに活動してきたつば九郎ですが、２０２５年２月６日に体調不良びより突然の活動休止を発表。
４月中旬まで予定していたイベントなど全てキャンセルになり、つば九郎の体調不良を心配されるファンの声が相次いでいました。
そして活動休止発表からわずか２週間足らずの２０２５年２月１９日、つば九郎の中の人がお亡くなりになったことを球団が発表。
つば九郎の復活を待っていたファンからは驚きと悲しみの声が。
つば九郎は２月１日から始まっていたヤクルトの沖縄キャンプに同行していて元気な姿を見せていましたが、４日に帰京する際に空港の搭乗口で突然倒れて心臓マッサージを受け、そのまま現地の病院に入院。
一時は回復の兆しを見せていたのですが、１９日に帰らぬ人となりました。
肺高血圧症でした。
重たい着ぐるみを来ての活動は、相当身体に負担がかかっていたはずです。
【まとめ】つば九郎の中の人は何歳で誰？足立歩は51歳で体調不良だった？
今回はヤクルトスワローズのマスコット「つば九郎」の中の人である足立歩さんの年齢や、マスコットをやることになった理由について紹介しました。
・つば九郎の中の人は足立歩さんで５１歳(２０２５年２月現在)
・神宮球場で警備や整備のアルバイトをしていた２２歳の時につば九郎役に大抜擢
・酔っ払いのお客さんへの対応も上手くコミュニケーション能力を評価された
・２０２５年２月１９日、体調不良のため活動休止をしていたつば九郎の中の人が肺高血圧症で死去
３０年にも渡り、ヤクルトスワローズの顔として活躍してきたつば九郎。
ユニークなマスコットは足立さんだからこそ誕生したキャラクターだったんではないでしょうか？
足立歩さんのご冥福をお祈りいたします。
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